トドノネオオワタムシ
ここ数日、札幌では雪虫をよく見かけるようになりました。
北海道に住んでいる方なら、きっと分かるはず。
そう、そろそろ雪が降るんじゃないかと感じさせる、あの白い小さな虫です。
雪虫が飛び始めると、いよいよ北海道にも冬が近づいてきたなと感じます。
雪虫が出たら、もうすぐ雪が降る?
北海道では昔から「雪虫が飛び始めたら、もうすぐ雪が降る」と言われています。
実際、雪虫が飛び始めてから初雪が降るまでの期間には、ある程度の傾向があるそうです。
雪虫を見かけると、
「もう冬タイヤに交換しないとな……」
「そろそろ冬支度を始めるか……」
なんて考える方も多いのではないでしょうか。
ついこの間まで暑い暑いと言っていた気がするのに、北海道の秋は本当にあっという間ですね。
雪虫の正体
僕たちは当たり前のように「雪虫」と呼んでいますが、実はアブラムシの仲間なんだそうです。
そして、今回取り上げている雪虫の正式な和名は……
トドノネオオワタムシ。
……長い
普段は「雪虫」で済ませているのに、正式名称になると急に難しそうな生き物になりますね。
ちなみに、厳密には雪虫という呼び名は、冬の訪れとともに飛ぶアブラムシの仲間を指すこともあるそうです。
つまり、雪虫と呼ばれる虫がすべてトドノネオオワタムシというわけではないんですね。
詳しくは札幌市の解説にも載っています。
雪虫の大量発生
ここまでは、北海道の秋を感じさせる風物詩としての雪虫のお話。
しかし、僕が本当に言いたいのはここからです。
雪虫が大量発生した日は、本当にやばい。
ここ数年、札幌でも雪虫が大量に飛ぶ日があります。
少し飛んでいるくらいなら、まだいいんです。
「ああ、今年もこの季節が来たか」
くらいで済みます。
でも、大量発生した日は話が違います。
外を歩いているだけで、顔や服に虫がくっつく。
そして、気づけば髪の毛の中にも入り込んでいる。
これが本当に厄介なんです。
髪の毛に入り込んだ雪虫を取り除くのって、意外と大変なんですよね。
外から帰ってきて、頭を触ったら何かいる。
鏡を見たら、髪の毛に白いものがくっついている。
「うわっ、またか……」
となるわけです。
ノーヘルで自転車に乗るのは危険です
雪虫が大量発生した日に、自転車に乗るときは必ずヘルメットを。
そしてメガネかゴーグル。
おまけにマスクで口を守る。
怪しすぎるけど。
雪虫を見ると、冬が近いことを実感する
ここまで雪虫のことを散々書いてきましたが、雪虫が飛ぶ景色を見ると、北海道に冬が近づいていることを実感します。
雪虫が飛び、木々の葉が落ち、やがて雪が降る。
北海道に住んでいると、毎年繰り返される季節の変化です。
ただ、できることなら大量発生だけは避けていただきたい。
今年も雪虫の季節がやってきました。
これから外出するときは、髪の毛や服についた雪虫に気をつけながら、冬支度を進めていこうと思います。
そして、外から帰ってきたら、トドノネオオワタムシチェックを忘れずに。
